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|ひぐらしとは?

指揮者:野本立人/清水昭

団長:宮部好広

練習担当:市川恵

 

練習:毎週金曜日 19:00〜21:15(月に1〜2回、休日を利用しての臨時練習あり)
人数:最大50人くらい。通常の練習は30人前後(幅あり)日曜・休日のみ参加のメンバーも多数。
会場:東京23区内。JR山手線の内側が多い。メインの練習会場は文京区・板橋区・渋谷区が中心。

団費:社会人¥3,000/月、ユース(29歳の誕生月まで):¥1,500/月、学生 ¥500/月(2016年9月現在) 年に一度の演奏会積立を兼ねる。演奏会ノルマは平均¥20,000前後(学生団員は原則半額)
その他:平均年齢45歳前後。しかしその幅は広く、10代から70代まで、平均的に分布。

|合唱団紹介

 合唱団ひぐらしは、1988年に指揮者でもある野本立人(以下 野本さん)などが中心になり結成されました。野本さんは団体立ち上げ当初「普通のことが普通にできる合唱団を作りたい」と思ったそうです。そこで形になったのが「一人一人が同じ重さで団に在りたい」というテーゼ。音楽は個人がやるものだけれど、そこに足りないものは足りる人が手引きをして、そして一緒に何かをしよう… そんな思いに今でも溢れています。



 ここが目指していることのひとつは… 集団や思想を最優先することなく、考え方も感じ方も、生き方も違う広い年代の人たちが、ともに「高み」を目指してまず楽しみ、時には切磋琢磨しあうということです。


 人それぞれのプライオリティもバックグラウンドも違い、一緒に居る時間も短い社会人の合唱団では、ちょっと難しいことかも知れません。けれど、それが「普通のこと」だと信じている、創立者でもあり指揮者でもある野本さんの強い思いと、それに共振できるメンバーの両方が、この集まりを支えあっています。



 あるメンバー曰く、ここで要求されることは、ある意味でもの凄く厳しい、と。そうかも知れません。普通でない厳しさを注意深く拒み、そこから来る小さな不幸を受け入れ…それもまた「普通のこと」だと思える人が集まっているということなのですから。



 人の声の自然な色合いを活かした、生き生きとした音楽づくりは、私たちが自らの特徴として自認するところですが、それ以外にも、熱さと素っ気なさ、厳しさと甘さの不思議な同居、といった奇妙な特徴もあります。1996年以降は、二人のプロ指揮者を擁するという、アマチュアの合唱団としては珍しい特性も加わりました。



 演奏機会は7月に定期演奏会「いろは」シリーズ、冬に文京区合唱祭または企画演奏会に出演しています。コンクールへの参加にも積極的で、1998年には、東京都コンクール一位勝ち抜け、全日本合唱コンクール全国大会に初参加し、金賞を受賞しました。



 2005年には、信長貴富プロデュースによる企画演奏会「日本語の力」を開催、東京文化会館の小ホールを満員御礼としました。1999年の「まい」「ゆうか」との三団体ジョイント演奏会「ひらがなコンサート」をはじめとする各種「他流試合」や、トウキョウ・カンタートなどのイベント出演も積極的に行なっています。



 演奏会の選曲は、指揮者がそのとき演奏したい曲を基本に、幹事会・技術運営委員会での入念な議論によって決めています。この数年間で、指揮者たちの要求は高まるばかり。ですが、「文殊の智恵」方式で決まった結果は、ごらんのとおり、聴衆からも好評を博す内容になっています。練習への出席にはこだわらず、サテライト団員から部分参加までどんな立場も許しています。この場に一人のプレイヤーとして或りたいと思うこと。それ以上のことはあまり必要ありません。ただし、力や時間、知恵を持ち込むことはいくらでもできます。

 

 同じ指揮者がやっている団体やメンバーが指揮する別団体など、別グループとの重複メンバーは極めて多く、一点集中主義とは対極にあるグループといえるでしょう。
 

 昨今は、合唱指揮者・指導者や、団内作曲家を複数抱えるようになり、メンバーの多彩さにますます磨きがかかってきました。2012年定期演奏会「いろはのつ」では団員であり気鋭の作曲家である田中達也作曲による「朝の交響」を初演。「自作自演」という新しい武器を手に入れることとなりました。創団30年を迎え未だに新しい挑戦を止むことがない合唱団ひぐらしの今後に、どうぞ御期待下さい。なお、団員は常時募集中です。

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